私が40代になって、小学校や中学校の頃のことを思い返すと、ご近所さんとの関わり方がずいぶん変わったなと感じます。
時代の流れとともに、人と人との関係性が変わっていくのは、ごく自然なことだと思います。でも一方で、もう少しだけご近所同士のつながりが濃くなってもいいんじゃないかな、とも思っています。
それは「深く狭く」というより、「広く浅く」。
たとえば「顔を見たことがある」「ちょっと話したことがある」「挨拶だけはする」――そんな関係が地域の中にたくさんあると、暮らしはきっともっと豊かになる。
そのためには、まず「相手を知ること」から始まります。
そして、その入口になるのが「ちょっとした会話」だと思うんです。
私たち「ヒロマチ」は、そんな“ちょっとした会話”が自然に生まれる仕掛けを、地域に仕込んでいこうと活動しています。
その会話をきっかけに、ご近所さんとの関係が少しずつ育まれていく。
それが、まちを育てていくことにもつながると信じています。
だから私たちは、地域の人たちが気軽に会話を交わせる「場」づくりを目指しています。
ヤドリギ建築設計舎と、建築を学ぶ修成建設専門学校の学生たちがタッグを組み、仕掛けと場づくりを実践しています。
もし、
「こんなスペースがあるよ」
「この施設の一角で何かできないかな」
「空き家を活用してみてほしい」
「一緒にやってみたい」
そんな風に思ってくださった方がいれば、ぜひお気軽にご連絡ください。